リビングのカーテンはどう選ぶ?選び方のコツやコーディネートを紹介します。

2022年01月13日

部屋の中で大きな面積を占めるカーテンは、インテリアの中で最も空間の印象を変える重要なアイテムです。

このインテリアとしてのカーテンを選ぶポイントを少しお話します。


特にリビングは住まいの中心であり、家族が集まったり御客様を迎えたりする大切な場所であり、失敗のないインテリア選びをしたいところです。

そんな住まいの中心のカーテンの選び方を今回は書きたいと思います。

イタリアのホテルに住む様なお洒落な空間の様な、素材や色柄を選ぶポイントはもちろん、海外の素晴らしいインテリアを参考に、お洒落なリビングのカーテンを上手に選んで、お洒落で快適な空間創りを目指しましょう。


リビングのカーテンでコーディネートするコツとは?

リビングのカーテンは具体的にどのような基準で選べば良いでしょうか?

そこでまずリビングカーテンを選ぶ前に確認するべき項目を紹介します。


まずは家族が落ち着くが基本

リビングは家族団らんや来客をおもてなしをする場所です。家の顔とも言えるお部屋とも言えるでしょう。家族が集まり、一日のうち最も利用頻度が高いのがリビングです。基本的には自分は元より家族が落ち着くが基本でしょう。

この「落ち着く」と言う感情は色の影響が最も大きく影響するポイントでしょう。色によっては気分を高揚させる色や、落ち着かせる色など色の効果は絶大です。しかし落ち着くだけにポイントを当てると、面白くないインテリアになります。部屋を広く見せたり、逆に引き締めて見せたりと、必ずカーテン現物をショールームで確認するのがオススメです。


インテリアの色合わせとは?

リビングのカーテンで家族が落ち着ける色柄のカーテンを選ぶことは大切ですが、単に好きな色を選べば良いということはなく、部屋全体の色味や他のインテリアとのバランスを考えて選ぶ事も大切です。

その時に意識したいポイントは、部屋のカラーバランスです。しかしこのカラーバランスを自分自身で考えながらコーディネートするのは至難の業。最も良いのはいいなぁと思った実際の写真を見ながら真似をするのが良いでしょう。

ここで少し基本の部屋のカラーバランスを紹介します。


基本となるカラーは基本3つ

1 ベースカラー

2 メインカラー

3 アクセントカラー


この3つになります。ベースカラーは 床 壁 天井などの部屋の基本となる色を言い、メインカラーは 家具やカーテン等の主役の色、アクセントカラーはクッションや小物などのポイントになる色を言います。

この色のバランスが重要でベースカラーが約70%ぐらい、メインカラーが約25%、アクセントカラーが残りの配色が、まとまりのあるお洒落な空間を作ると言われています。

しかしこれが自然に出来るのは、ある程度空間を勉強して人だけで、一般的に上手くコーディネートするは非常に難しいとされています。 


特にカーテンは部屋の面積の大部分を占め、ベースカラーにアクセント的に使うのか、同色で行くのか難しい選択です。

この写真を見てください。


完全にアクセント的なイメージでカーテンをコーディネートした例です。どうしても今だ日本の壁自体が白が多く、白の壁×ポイントのカーテンで持ってくるか白の壁×薄い色で持ってくるかになります。オススメは海外サイトのリビングの写真を真似るのが良いと思います。


具体的なリビングカーテンの選び方

カーテンは製品によって色柄や厚み、ヒダそして機能面が違ってきます。

ここからはそんなリビングカーテンの具体的な選び方をお伝えします。


・天井掛けが部屋を広く見せる

まずオススメしたいのが天井から付けるリビングカーテンです。

この写真を見てください。


窓枠に付けのカーテン

天井付けのカーテン

同じ部屋ですが部屋大きくなったように感じます。


天井付けにすることで、窓以外も窓に見せる効果があります。

この効果は狭いリビングには本当に効果抜群です。このリビングは広く見えますが8畳のリビングです。圧倒的な広さを感じさせます。

どうしてもカーテンメーカーによっては、一窓の金額が高くなるので、窓枠からの取ろ付けをオススメするところも多いですが、出来れば天井付けが部屋を広く見せ、高級感がでます。


・2.5倍ヒダがオススメ

THEHOTELLIVINGのカーテンは、全て5つ星ホテル仕様の2.5倍ヒダ。この2.5倍ヒダとは1mの窓に2.5mの布生地を使って作成するカーテンの事です。なぜか日本ではオーダーなのに2倍ヒダが主流、量販店では1.5倍ヒダの既成品のカーテンを売ったりもしています。しかしこのヒダで大きく変わるのがカーテンの面白いところです。2倍ヒダと2.5倍ヒダでは見た目が全く変わります。圧倒的なヒダの厚みが出るのが2.5倍ヒダの特徴で、海外、特にヨーロッパでは、2.5倍ヒダが主流です。


このこの写真は2倍ヒダと2.5倍ヒダの違いが良くわかる写真です。

説明しなくてもどちらが2.5倍ヒダかわわかるでしょう。5つ星ホテル仕様の2.5倍ヒダのカーテンがリビングにはオススメです。

本物のリビングカーテンは布生地の厚みで高級感が必要

リビングカーテンには高級感が必要です。毎日の住まいの中心であるだけに、毎日さりげに触り、そして見ます。そんな毎日手に触れる物だからこそ高級感が必要なのです。そんな高級感を演出するにはどのようなカーテンを選べれば良いでしょうか?

その応えはカーテン自体の布生地の厚みにあります。毎日触る物だからこそ、このカーテンの厚みは非常に大事なのです。不思議なもので薄っぺらい物より厚みのあるものにどこか高級感を感じるのが普通の人です。リビングカーテンを選ぶポイントの一つにして下さい。


機能面を考える

リビングの窓は大きく、日当たりの良い方角にあるケースが多く見られます、光や熱が入りやすい環境といっても良いでしょう。そんなリビングカーテンにやはり遮光や断熱の効果も必要でしょう。

日本の遮光の基準は遮光レベルによって3段階にわかれています。

完全遮光の遮光1級 遮光率99.8%以上99.99%未満の遮光2級 そして遮光3級となっています。遮光1級だとほぼ昼間でも真っ暗の状態になります。遮光2級だと人の顔が認識できるレベル。3級は薄暗い程度と言えます。

THEHOTELLIVINGのカーテンは海外製で日本の基準でいくと遮光2級相当に該当します。完全遮光ではなく、部屋は暗くなるが、何とか人の顔が判断出来る程度です。

リビングカーテンにオススメでなのは、この2級相当のカーテンです。日常で真っ暗にする必要はほぼないと考えるからです。


遮熱は布生地の厚みによるところが大きい。

遮熱の効果はどうしても物理的な布生地の厚みに起因するところが大きいのです。もし遮熱性能を求めるなら、できるだけ厚みのある布生地を選んで下さい。


海外リビングカーテンの実際の例

ここからは海外の実際のリビングカーテンの例をご紹介します。

チャコールグレーの2.5倍ヒダが部屋全体のアクセントになっています。

淡い色のカーテンで可愛くリビングがまとまります。

レースにブルーのアクセントで。爽やかな夏のイメージです。

深いブルーのカーテンでアクセントにして。完全にこのリビングはカーテンが主役です。

ブルーのカーテンをアクセントに、クッションも同色で。

全て白で統一しています、簡単そうで全ての素材の質感が問われる一番難しいコーディネートです。

グレーを上手く取り入れてるリビングです、


この写真を見るとリビングカーテンの大切さがよくわかると思います。是非インテリアの参考にして下さい。



今回はリビングカーテンの選び方のブログでした。