実は汚れている?カーテンの見えない汚れ

2022年04月25日

どの住宅の窓にも必ずカーテンは付いていると思いますが、"汚れ"をチェックしたことはありますか?

毎日こまめに掃除をする、なんて綺麗好きな方でも、ついつい放ったらかしにしがちなカーテン。カーテンは洋服のように皮脂や汗が付くわけではないので、毎日汚れのチェックをしています!なんて方はいないと思います。しかし、こまめに掃除をしない場所なだけに、気付かないうちに汚れが積もっているのも事実です。

窓を開けての換気は必ず、カーテンを通って空気が家の中に流れ込んできます。気持ちの良い空気でお部屋の中を満たすためにも、今回はカーテンの見えない汚れについて、ご説明します。

カーテンの汚れの種類と場所

カーテンの"汚れ"と言ってもどんな汚れなのか、種類は様々です。カーテンのどんな場所に、どんな汚れが付くのでしょうか。

  1. ホコリ

ホコリは汚れとは少し違いますが、気持ちの良いものではありませんよね。カーテンで特にホコリが溜まりやすいのが、ヒダ周辺やカーテンレールです。ホコリだから叩けば落ちると思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。ホコリを長い時間放置すると、空気中の水分と結合してベタつき、布生地の繊維の隙間に吸着してしまいます。名古屋の季候は、年間を通じて湿度が高いため、ベタついたホコリになってしまうと簡単には落とせなくなってしまうので、半年に一度はしっかりとホコリを落としましょう。

  1. カビ

カビはカーテンにとって大敵です。繊維の奥にカビが入り込みシミができてしまうと、洗濯をしてもほとんど取れません。特に冬場は窓が結露しやすいため、気付かないうちにレースやドレープの窓に接する部分、床に近い部分などに点々と黒いカビが付着していたりします。

カビはカーテンに限らず、人体にも悪影響です。室内で発生したカビ胞子を吸い込むと、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、鼻炎や真菌症の原因となります。

名古屋の季候は比較的穏やかとされていますが、夏の平均湿度は70%を超すことが多いため蒸し暑く、冬は冷たい北西の季節風が吹くため、季節によっては厳しい面があります。『湿度60%以上』『気温20~30℃』『食べカスや人のアカなどの栄養分』の3つの条件が揃うとカビが発生しやすくなりますので、カビや結露対策をしっかりと行いましょう。

  1. 手垢

1日1~2回ほどしか触らなくても、カーテンを開け閉めする時は大体同じ場所を触っていますよね。

人の手からは皮脂や汗などなどが分泌されているので、カーテンの素材や色によっては手垢で黒ずんでしまう事もあるので注意が必要です。

  1. ニオイ、雑菌

布はニオイが付きやすいという特徴があります。カーテンは面積の広い布製品なので、カーテン全体に日々の生活臭が付着しやすいです。ニオイが付着すると部屋中に広がり、部屋が臭いという原因になります。きちんとお部屋の掃除をしているのにニオイが気になる...といった時はカーテンが原因かもしれません。また、日陰で湿気が溜まりやすい部屋のカーテンは、雑菌が繁殖しやすく、ニオイの原因になりやすいです。

こまめに換気をして外の風にあてましょう。脱臭機能のある空気清浄機を使用するのも効果的です。

  1. 煙草のヤニ

室内での喫煙はカーテンだけでなく、お部屋全体にヤニやニオイが付きます。黄ばみや変色の原因にもなります。

一般的なカーテンのメンテナンスの時期は、季節の変わり目が良いとされています。梅雨明けや秋から冬へのタイミング、花粉の終わりの時期など、これらの時期にメンテナンスをする事で汚れやニオイの軽減につながります。カーテンは生地や作りによってお手入れの方法も変わりますが、年に1~3回を目安にメンテナンスをオススメします。また取り付け、取り外しの際は安全にお気を付け下さい。

ここまで、カーテンの汚れについてお話をしましたが、わかってはいても中々メンテナンスに手を出せないのがカーテンですよね。取り外しや取り付けの手間や安全性、なにより大判の布を扱うのは体力も気力も必要かと思います。また、カーテンの寿命は4~5年が平均と言われているなかでTHL名古屋は、新築住宅はもちろん、模様替えや買い換えの御客様にもご満足頂ける質と価格になっております。

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