カーテンに加工は必要?~愛知県名古屋市でイタリア基準 のカーテンを選ぶならTHL~

2022年07月21日

ショールームに御来店される御客様に聞かれる事の多い"加工"。加工と一言で言っても、形状記憶、形態安定、防炎など、様々な加工の種類があります。そして日本で販売されているほとんどのカーテンには加工が施されています。そこで今回は"加工"についてのお話をしていきたいと思います。


人気の加工と特徴

カーテンの加工にはどんなものがあるか、ご存じですか?形状記憶加工をはじめ形態安定加工、防炎、防汚、プリーツなど、メーカーオリジナル加工を含めると実に沢山の種類の加工があります。

中でも形状記憶加工は人気で、ドレープがしっかりと形成されます。洗濯をしてもほとんど崩れない半永久的ですが、真空窯に入れ熱を加えるため、熱に弱い布生地には加工が施せません。

それとは逆に、形態安定加工は多くのカーテンに施されている加工です。これは縫製後のカーテンを吊した状態で熱を当て癖付けるのですが、数回の洗濯で取れてしまいます。

防炎のものには『難燃品』と呼ばれるものがあり、糸を織る前の染める段階で難燃剤を入れて防炎効果を高めたものがあります。それ以外は布生地にあとから防炎加工を施しています。

防汚加工は樹脂コーティングを施し、ホコリや汚れを付きにくくしています。樹脂加工は布生地にかたさやハリ、厚みなどを与えシワ防止にもなりますが、布生地がかたくなる事によって、カーテンを通して柔らかい風を見る事ができなくなります。

上記に記載した加工以外にも、沢山の種類の加工がありますが、そのほとんどは糸に薬剤を織り込むのではなく、あとから薬剤を塗布したり、熱処理をしています。


加工は本当に必要ですか?

消防法により高層マンションや施設、店舗などには防炎カーテンや防炎絨毯が義務付けられていますが、それ以外の場所や加工はどうでしょうか?

今の日本のカーテンは"加工があって当たり前"という風潮が浸透していますが、果たしてその加工は本当に必要なのでしょうか?

例えば、防炎や防汚、防カビは、布生地に吹きかけるだけのスプレーが売られています。ご自宅に掛かっているカーテンにスプレーをすれば、あとから加工した事と同じ事ですよね。

また、人気の形状記憶加工や形態安定加工。この加工を施すとドレープが美しくなる、しないと裾が広がる、と言っているカーテン専門店の方がいますが、裏を返せばそんな布生地でカーテンを作っています、という事なのです。

そして加工を施すと言う事は、その分のお値段もしっかり上乗せされます。頻繁に買い替えるものではないものだからと加工をオプションで付ける方もいますが、本当に必要なのかを考えるオススメをします。


名古屋市名東区にあるTHE HOTEL LIVINGは、イタリア基準のカーテンを販売しています

THLで取り扱っているカーテンは全て2.5倍ヒダのカーテンで、輸入オーダ-カーテンになります。

"加工"や"機能性"で他社と差別化を図っている日本のカーテンとは違い、"イタリアのホテルに住む"をコンセプトに"上質な空間"を販売しています。その為、加工は一切されていません。というのも、海外では布生地本来の質感や特性が出たドレープこそが美しいとされているからです。布生地によって作り出されるドレープも違いますし、2.5倍ヒダのため形状記憶加工は必要ありません。また、日本で人気の形状記憶加工は、海外では美しく見られません。人工的に作られたドレープは機械的で味が無いのです。

イタリア基準のカーテンで、上質な空間を演出しませんか?

御来店をお待ちしております。