カーテンのヒダって?~名古屋でワンランク上の空間作りをするなら2.5倍ヒダ~

2022年03月10日

ご自宅のカーテンを見ていただくと、カーテンの上部の生地を波打つようにつまんで縫製されているかと思います。その部分がカーテンの「ヒダ」です。一部ヒダを取らずに縫製されているノンプリーツやフラット、『ハトメ』『タブ』『ギャザー』など、特殊な縫製方法で作られたカーテンもありますが、世の中のカーテンのほとんどはヒダを取って縫製されています。

カーテンは生地だけでなく、ヒダという演出が加わってその真価を発揮します。

今回は、通常のヒダをとるカーテンについて、ヒダは何のためにあるのか?なぜ2.5倍ヒダをオススメするのか?を解説します。

カーテンのヒダの役割とは?

このヒダには大きく3つの役割があります。

  • カーテンの見た目を美しく見せる

カーテン全体に生まれるドレープ(波打つような生地の形)が、陰影やプリーツを作り、美しいインテリアとして装飾性が高まります。

  • カーテンを開けたときに生地がスッキリと収まるようにする

ヒダによって生地が折り曲がり、カーテンを開けた時にコンパクトにたたむことが出来ます。また、カーテンをまとめた状態でもプリーツが失われないため、常に美しい状態を保てる事ができます。

  • 保温性や遮光性の向上

ヒダを作る事により、ドレープとレースの間に空気層が大きくできるため、断熱効果が上昇します。また、ヒダを形成するほど布が増えるため、遮光性もより高まります。

また、ヒダについて『3ツ山』『2ツ山』という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。この『山』というのは、ヒダ一つあたりを何個の山でつまむかを表しており、2~2.5倍の生地を使うと『3ツ山ヒダ』1.5~2倍は『2ツ山ヒダ』となります。

同じ生地でもヒダの取り方によって、柄の見え方やドレープラインが変化し、見え方が全く異なってきます。

3ツ山ヒダは高級オーダーカーテンの主流です。ゆったりと深く美しいドレープラインが特徴でグレードの高い空間にオススメです。

2ツ山ヒダは既製品のカーテンによく見られる縫製です。ヒダのボリュームが少なく、ゆったりとしたドレープラインが出ないため、スッキリ見えます。


2.5倍、2倍、1.5倍..."倍"の意味とは?

2.5倍、2倍、1.5倍の『倍』の意味は、「仕上がり幅サイズの〇倍の生地を使用してカーテンを仕立てる」というものです。

例えば、横幅100cmのカーテンを仕立てる際に、2倍ヒダであれば約200cmの生地を使用する、2.5倍ヒダであれば、約250cmの生地を、1.5倍ヒダであれば約150cmの生地を使用するということになります。


2.5倍ヒダをオススメする理由

そもそも、カーテンとは何の為にあるのか考えた事はありますか?

日本では目隠しや遮光などがカーテンの役割だと、ほとんどの人が思っているのではないでしょうか?

しかし、それを当たり前だと思わず、少しだけ考えてみて下さい。

世界中のどんな家にも、屋根・壁・窓があります。

窓には換気や採光といった役割の他に、外観においてとても重要なアイテムになります。窓の大きさや配置によって外観の印象が格段に変わります。また窓枠を一つの額縁のように考え、自宅周りの山や木々、空といった風景を上手く取り入れ、景色を絵画のように楽しむ事も窓の役割になります。

そんな窓に付けるのがカーテンです。日本では機能性が重視されがちですが、海外では最も重要なインテリアとして考えられています。その為、夜でもカーテンを閉めない事は珍しくありません。目隠しの為にカーテンを閉めるのは、日本特有と言っても良いでしょう。しかしそれをプラスに考えたとき、カーテンを開閉する事で空間の雰囲気を変える事ができる、唯一の動くインテリアがカーテンなのです。

部屋全体の雰囲気を決定づけると言っても過言ではないぐらい、インテリアとして重要なカーテン。そんな重要なものだからこそ、2.5倍ヒダをオススメしたいのです。

2.5倍ヒダは、仕上り幅サイズの約2.5倍の生地を使用、3ツ山でヒダをつまみます。

布を多く使うぶん山と谷が深く、布生地本来の深みのある曲線が生まれ、豪華で高級感のある仕上がりになります。そして美しいドレープラインは、優雅さを印象付けます。また、生地をたっぷりと使うので保温性も高まり、冬場の寒さ対策にもなります。

デメリットとしては、2.5倍ヒダは布生地を多く使用する分、価格も高価になりがちです。

こだわってお金をかけようと思えばきりがないのがカーテンの怖い所でもあります。


名古屋でお洒落な2.5倍ヒダカーテンならTHL

人生で一番大きな買い物と言われる住宅。せっかく外観や間取り、空間にこだわって家を建てたのに、カーテンは適当なもので済ませよう...では元も子もありません。住宅とは様々な想いが詰まった場所であり、共に年を重ね、生活の拠点となる場所でもあります。


『御客様一人一人の想いを、素敵な空間作りを通して実感して頂きたい』

そんな想いからTHLは自社ブランドとして独自のルートにより、ホテル仕様の厚みのある2.5倍ヒダを破格でのご提供が実現致しました。

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